サンフランシスコ LGBTQQプライドに寄せて。
L=レズビアン、G=ゲイ、B=バイセクシュアル、T=トランスジェンダー
Q=クウィアー、Q=クエスチョニング
毎年第四日曜日はサンフランシスコLGBTQQプライドパレード。
今年は膝を怪我したので、ほんの2時間ぐらいしか参加できませんでしたが、
私にとってプライドは、単なるお祭りではなく
「自分自身を受け入れる」リマインダー、
そして、「全ての人の人生を祝福する」
セレブレーション!
自分のセクシャリティーを受け入れ、誇りにおもう。
毎年、たくさんの若者が自らのセクシュアリティーについて悩み、
自殺をしています。
また学校でひどいいじめを受けている子供達がいます。
まだまだ、悲しい事件は後を絶ちません。
でも最近は、とても若い時から自分の本来の姿を見出し、
堂々と生きている子供、そしてそれを支える家族も増えてきました。
先日、わたしは、8歳で、両親にカミングアウトした女の子(生まれた時は男の子)
とその家族に会い、とても感動しました。
お父さんは、息子が娘になった状況を、
まだ恐々しながら説明してくれました。
まだ小学生なのに、すごい勇気だと思います。
名前と服装だけではなく、
期待される行動、将来、全ての事に、
性別が大きく立ちはだかる壁になり得るから
家族、親せき、学校、近所全てが、その子を支えているのです。
私?
バイセクシャルです。
18歳からモルモン教に入信した私にとって、
男性と恋愛、結婚することが自然だと信じてきました。
ただ、他の人が、同性にひかれるのはそれもあり、
と理解していました。
大学の授業で、レズビアンのパネラーが
「ストレートと同性愛者は、恋愛の対象の性別を選べないのです。
ストレートの人は、同性には性的魅力を感じないし、
同性愛の人にとっては、異性には魅力を感じない。
でもバイセクシャルの人は選べるのです。」
と説明してくれました。
ゲイの前夫と別れてから、「じぶんももう性別に拘るのをやめよう!」
と決心した途端に同級生の女性に魅力を感じて
デートしたのが始まり。
「私は本当はレズビアンだったのかしら?」
なんて思ったこともあったけど
いまはバイセクシュアルでいいんだと
胸を張って堂々と言えるようになりました。
先日、もう6年も一緒にLBGTQのSundance Banditsで
踊っているメンバーに「今更変な質問なんだけど
秋代はストレート?レズビアン?」と聞かれました。
「バイセクシャルよ。」と自然に答えることができました。
自分を受け入れる、人もあるがままに受け入れる。
レインボーフラッグはセクシャルマイノリティー全てを包括してくれる
私達の応援旗。
この旗を見ると、ここは私の居場所と落ち着くのです。
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