レモンブレッドとミントティー

今日は長女と会う約束をしていました。

昨日電話で話した時に、「目が覚めたら電話してね。」
と言っておきました。

絶対午前中はかかってこないと踏んで、のんびりと洗濯をしたり、
友達に電話したりしていました。

１２：３８に娘から電話がかかってきました。

とても眠そうな声で、生理痛が酷くて、辛いとのこと。

私が「お昼ご飯を持って行こうか？」と聞いても、「食欲がないの。
それにパスポートも見つけなきゃ。。。」

「今洗濯してるから１時半にそっちに行くよ。」と言って電話を
切った後に、なぜか「レモンブレッドなら食べられるはず。」
と思い、裏庭のアパート共同のレモンの木から２個を取ってきて、
ほとんど記憶している分量で、レモンブレッドを作り始めました。

３０年近く作っているので、半分目分量。その上、アメリカのレシピは
重さではなく、計量カップ、計量スプーンでかなり大雑把なのに
それなりに美味しくできるので助かります。（はかりを買ったのは
つい最近です。）

私は子供たちが小さい時から、レモンブレッドをよく作っていました。
小学校のベイクセール（クラスの経費を捻出するために、お昼休みに
各クラスが、クッキー、ケーキ、などの焼き菓子を売って、寄付を募る
活動です。クラスによっては日本風のカレーライス、おにぎりなども
売りに出ていました。）にはいつもレモンブレッドを焼いていました。

日常でも、ちょっと食べたいなーと思ったとき、または娘たちのリクエスト
応じてレモンブレッドを焼いていました。
スポンジケーキだとあまりうまくいかないのに、
このレモンブレッドは絶対失敗しない自信があります。

次女が大学の寮に入る時には、私のレシピカードをコピーしていきました。
作り方は何度も見ているし、たまに手伝ってくれていたのでレシピさえ
あれば、焼けるからです。

作り方はとても簡単。
レモングレーズ以外の材料をボールで混ぜて、バターを塗ったケーキ型に
流し込み、１７５度で予熱したオーブンで焼くだけ。
竹串に生地がつかなくなったら、オーブンから出し
熱いうちにフォークでたくさん穴を開け、レモングレーズを全体に
かけて染み込ませる。

Lemon Breadのレシピ

材料：小麦粉　１1/2 カップ
ベイキングパウダー　小さじ　１
砂糖：１カップ（私は半分）
卵：　２個
サラダ油：　1/2　カップ
牛乳:　1/2　カップ
塩：　ひとつまみ
レモンの皮のすりおろし：１から２個分

レモングレーズ　
レモンジュース　1/3 カップ、砂糖　1/3 カップ

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結局、思ったよりも時間がかかり、遅刻してしまいました。
娘はレモンブレッドと聞いた途端、食欲が出たようで、
二切れぺろっと平らげてくれました。

私の娘たちにとって、レモンブレッドはソウルフードすなわち
「我が家の味」なのです。

そしてどうしても外せないもうひとつの「我が家の味」は
ミントティーです。

娘たちが「お腹が痛い、頭が痛い」などの不調を訴えてきた時、
我が家では薬をあげる代わりに、ミントティーを飲ませました。
ティーバッグではなく、乾燥した葉をティーポットでゆっくりと
時間をかけてお茶を淹れます。そうするとミントの爽やかな香りが
立って、スーッと気分が良くなり「なんだか効きそう！」
と思えるのです。

娘たちは、「お母さんんは何かというと、ミントティーを
飲ませるよね？薬だと思ってる？」
「ミントは長ーいあいだ薬草として世界中で使われてきたの。
効果は証明されている。飲みなさい。絶対良くなるから！」

実際にペパーミントティーは、胃腸、肝臓、胆嚢の働きを増進します。
鎮痛、鎮痙効果もあります。
中枢神経を刺激し、眠気を吹き飛ばし、脳の働きを活性化します。
お勉強しなくてはいけない学生にも、最近物忘れの多い中高年者
にもおすすめです。
面白いことに、ペパーミントは睡眠を促すはたらきもあるのです。
眠れないときはペパーミントとカモミールをブレンドするのも
おすすめです。

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