私の祖母が女学校時代(大正時代)女学校では、
エスと呼ばれる女学生同士の恋愛が存在していました。
エスはsistersのエス。お姉様、妹と血の繋がらない、上級生と下級生、
素敵な女性の先生など、素晴らしくプラトニックな憧れ、同一化、などを
テーマにしているものが多いです。(お揃いのリボンとか、交換日記とか。。)
ちなみに私の祖母の大好きな作家は『吉屋信子』
鉄板です。(ウィキペディアで探して見ました。)
池田理代子の「お兄様へ」は私たちの時代の、
エス文学でした。
原作の池田理代子は、女の子が青春時代に通り抜ける、
人生、愛などを真面目に、考える特別で大切な時代に贈る作品と言っています。
宝塚とか、男性役の女優さんに同性の女性達がキャーキャー
大騒ぎするのとおなじように、ボーイッシュな薫様とレイ様に
学校中の女の子達が大騒ぎ。。。
私の高校時代、私の通っていた高校はかつて女子校。
男女共学にも関わらず、三年生の時は私立文系を
目指したせいで、女子クラスになり、女子校の気分を思い切り
経験することができました。体育の時は教室で堂々と着替え、
体育の後の古典の授業は、先生にはいつも廊下で数分はお待ちいただき、
夏の暑い日は制服のスカートを極限まで上げて熱を逃がし、
男子の目を気にすることなく、堂々と早弁し、生理用品も人目をはばからず
カバンから出して持ち運び、とっても自由な高校最後の年を
過ごすことができました。
まあ憧れのお姉さまにはついに出会えませんでしたが。
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