Allies(アーライズ)味方を育てる秋代村

LGBTQのコミュニティーにおいて

Allies(味方)の存在は欠かせません。

Alliesとは、

自分はノンケ(ストレートまたは異性愛者)であるが

LGBTQを差別せず、彼らの味方として存在する

人々のことです。親、兄弟姉妹、友人、または

まったくの他人であっても、差別を嫌う心優しい

正義の味方。

先日ユタ州の公立少学校で起こった事件です。

感謝祭の近づいたある日、5年生のクラス担任の先生はお休みで、

代理の先生が来ました。

先生は生徒たちに、「今年、あなたが感謝していることは?」

と質問しました。

一人の男の子が「僕はもうすぐ二人のお父さんのいる家族に

養子縁組されることに感謝しています。」

ひとりぼっちだった男の子に家族ができるのです。

彼がそのことに深く感謝しているというと、

先生は「それのどこがうれしいの?ホモセクシュアルは

間違ってる!同性愛は罪なのよ!」と言い放ち、

その子に向かって、「そんなこと感謝するには値しません!」

といったそうです。

男の子は泣き出してしまいました。

クラスメートの女の子たちが「先生、やめてください!」

と言っても先生はやめません。

ついに三人の女の子たちが教室を飛び出し、校長先生の

ところに駆け込みました。

校長先生が慌てて教室にきて、その先生を

連れ出してくれました。

そのことを聞いたお父さんたちは大変怒りました。

メディアもこの事件を取り上げました。

そのニュースを聞いた近所の人々は

彼らの家の玄関に💕マークのカードに

「私たちは皆さんを歓迎します。」

とかいたものを張り付けて行ってくれました。

後日、その先生は免職処分になったそうです。

 

ここでのAlliesはクラスメートの女の子達です。

お父さんたちや先生のことを思って

何も言えなかった男の子の代わりに

立ち上がった彼女たちこそ正義の味方、Allies!

 

若い世代でこういう素晴らしいAlliesが育って

いるのは本当にうれしいです。

彼らは「LGBTが正しくない、罪である」と

いうようなビリーフ(思い込み)を

刷り込まれてはおらず曇りのない目で

見て自分で判断します。

 

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前に書いた9才のトランスジェンダー、サラちゃんのこと

覚えてますか?

かいつまんで書くと

8才の時にお母さんに自分は男の子の体だけど

心は女の子!これからはサラと呼んでほしいと

言い出した我が子のために、親戚、学校と連携して

サラちゃんになれるように努力した両親。

ご両親、家族、学校の先生もAllies!

有りのままのその人を愛し、支える味方がAlliesです。

LGBTQの子供さんを持つ親御さんたち、先生たち、

本当は愛しているのに、世間体、自分の持ってい

ビリーフ等に縛られている方々。

心から愛する人を

素直に愛せるようになりませんか?

秋代村ではAlliesをそだてていきます。

まずはお話を聞かせてください。

お待ちしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

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