バイセクシュアル=両刀使い=宮本武蔵?
私は自分のセクシャリティを聞かれた時には
「バイセクシュアル」と答えていますが、
赤ちゃんの時からってわけではなく(これ大事)
アメリカに来てから目覚めたものでした。
小さい時は「大きくなったらお嫁さんになるの」と
言ってたし、初恋の相手は近所の男の子でした。
はじめてデートした人は、高校のテニス部のOB!
とストレート街道を普通に通ってきました。
18歳で末日聖徒キリスト教会(モルモン教会)に
入信してからは、周りの人はみんな兄弟姉妹って感覚で
恋するって感じではなくなってきました。
OL時代に好きになったのは、教会外の人で
自分で、結構セーブして「この人は改宗しそうもないし
あきらめよう!」って最初から諦めていました。
お酒を飲まなかったのもかなり関係していると思います。
「結婚するなら教会員と!」と自分にも周りにも
宣言していました。
だからもし日本で教会員と結婚してたら、
自分のセクシャリティなんて何の疑問も持たずに
生きてきたかもしれません。
ただ教会員だけど、アメリカ人でゲイの夫と
結婚したことによってセクシャリティについて
より深く探訪することが出来たのだと思います。
異性愛、同性愛とバイセクシュアルの違い
ストレート(異性愛)の人も同性愛の人も
「産まれた時からこうだった。」
「気がついた時から異性、同性に恋愛してた。」
と言います。つまり先天的なものだと言えるでしょう。
反して、私のバイセクシュアルは後天的なもので、
意識して選択したものと言えます。
恋愛の対象に対して、異性でなくてはならないという
条件を敢えて取り去るという選択です。
チャレンジ
バイセクシャルは誤解されがちです。
例えば、ストレートの男性に「私はバイセクシャルです。」
というと、「今度君のガールフレンドと3人で遊ぼうよ!」
私の答えは、「会う時は二人でお願いします。」もしくは
「あなたのボーイフレンドを誘ってくれた方が楽しいと思う。
大体の場合、これで相手は私の意図を理解してくれるようです。
ストレートからも、LGTQからも理解してもらえない。
他の人から、意識的に、性別の壁を取り払う選択をしたことを
分かってもらえないことが、多々あります。
昔付き合っていた、ガールフレンドから「ストレートか
レズビアンかはっきりしてよね!」と怒られたことがあります。
「好きになった人が、たまたま、男性だったり、女性だったり
するだけなのに!!それのどこが悪いのよ?」というしかありません。
まとめ
バイセクシャルの男性と付き合ったことがありました。
二人で美術館に行った時のことでした。
エレベーターの前に若い人が立っていました。
私たち二人は顔を見合わせて、「可愛いね!」
でも私は、She is cute!「彼女は」と言っているのに、相手は
He is cute!「彼は」っ言っているのです。そこで二人で
大笑い!説明しなくてもわかりあえるって楽しいなー思った瞬間です。
性別に関わらず、魅力的な人に惹かれる、好きな人が
たまたま異性、または同性だっただけと言うのが私の
バイセクシュアル。
私は気に入っています。
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